手紙・・最近はめっきり書かなくなりました(汗)
メールで済ませてしまうので、漢字も書けなるというありさま・・。
でも、手書きのメッセージやお手紙をいただくと心がほっこりなごみますね。
お歳暮のお礼状のはがきなど、つい敬遠したくなりますが・・
お歳暮のお礼状のはがきの書き方
近年は、お歳暮をもらっても、電話やメールでお礼を済ませてしまう人が増えましたが、正式な礼儀としてはお礼状を書くことがマナーになります。

丁寧なお礼状を書きたいときは手紙ですが、はがきで送っても失礼にはなりません。
お歳暮をもらったら、3日以内にお礼状の書き、感謝の気持ちを伝えましょう。
基本の形式がありますが、あまり形式ばらずに、お歳暮の内容に対する感謝の気持ちを自分の言葉で丁寧に書きましょう。
季節の挨拶、相手への感謝の気持ちを書き、お歳暮を送ってくれた相手が「送ってよかった」と思ってもらえるように心がけましょう。
ポイントは、もらった品物を褒めること、自分以外の家族も喜んでいること、今後のお付き合いをお願いすることを書くと良い文になりますよ
ビジネスの場合や、目上の人に書く場合は、定型的な手紙の書き方に添って書いた方が良いでしょう。
お歳暮のお礼状のマナー
お歳暮を受け取ったら早めに相手に連絡をしましょう。
お礼状やはがきが一般的ですが、親しい間であれば、電話やメールで済ませることもあります。
お礼状は、便箋やハガキに手書きをします。
季節のイラスト(雪、手袋、椿の花)が入っているものを選んでも良いと思います。
妻が夫に代わって公的なお礼状を書いた場合は、夫の名前の下に「内」と小さめに書きます。
「拝啓」で始まったら、「敬具」で終わらせることが基本です。
女性の場合は、「○○様」「かしこ」で終わらせる文章も使えます。
来年からのお歳暮を都合でもらえない時など、お歳暮を辞退したい場合は、お礼と一緒に辞退したいということを書きます。
◆ お礼状の例文 ◆
(ビジネス 例文)
拝啓
師走のあわただしい中、ご繁忙な日々をお過ごしのことと拝察申し上げます。
さて、この度はお心尽くしのお歳暮の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。この一年、弊社のほうこそ大変お世話になりましたのに、このようなお気づかい賜り、恐縮に存じ、心から御礼申し上げます。
年末余日少なき折から、皆さまの一層のご健勝と貴社のますますの発展を心からお祈りいたします。
まずはとりあえず書中をもってお礼かたがたお願い申しあげます。
敬具
令和3年12月
株式会社○○○
代表取締役 ○○○○
(個人・一般 例文)
拝啓
年の瀬を迎えあわただしくなってきましたが、お元気でご活躍のことと存じます。
私共もおかげさまで変わりなく元気で過ごしておりますので、なにとぞご休心ください。
さて、このたびは、心温まるお歳暮の品をお送りくださいまして、暑く御礼申し上げます。家族ともども大変喜んでおります。
この寒気もさらに強まりそうですので、どうかご自愛いただき、幸多き新年をお迎えになりますようお祈りいたします。
敬具
(個人・一般 柔らかい表現の例文)
○○様
先日は、心温まるお歳暮の品をお贈りいただき、ありがとうございました。
この一年を振り返りますと、何かとご協力いただき、私のほうこそお礼を申し上げなくてはなりません。お心遣いに感謝いたします。
これからは、寒い日が続きますので、どうかお体を大切になって、幸多き新年を迎えられますようにお祈りいたします。
かしこ
令和〇年〇月
○○○○
(お歳暮辞退したい場合の例文)
この度はお心尽くしのお歳暮の品をお贈りいただき、ありがとうございました。
日頃、私どもの方がご面倒をおかけしておりますのに、このような心配りを賜り申し訳なく存じております。
お気持ちはありがたく頂戴いたしますが、どうぞ今後はこのようなお気づかいをなさらないで下さい。
ご了承の程お願いいたします。
まずは取り急ぎお礼とお願いを申し上げます。
かしこ
令和3年12月○日
○○○○
内
いかがでしょうか(^^; 少しでも参考になれば嬉しいです。