「あっっ!しまった!!」と思った時には鍋は真っ黒・・。
そんな経験ありませんか?
私は里芋をコトコトと煮汁が無くなるまでと、火にかけたまま忘れてしまって、煮汁どころか里芋の原形すら無くなってしまいました。
焦げた臭いと炭の塊とどうしていいかわからない鍋だけが残りました。
その日はとりあえず現実逃避をしてお弁当を買いに走り・・次の日に勇気を振り絞って現実に戻り、真っ黒な鍋の焦げ落としと向き合いました。
「さて、鍋の焦げの落とし方は?」としばらく鍋とにらめっこをした後、結局力まかせにこするだけ・・。
世間の皆様はどうしているんだろう?キッチンにあるものを使うとなると、、重曹やお酢が浮かびますが、どれが一番手間なく簡単に鍋の焦げが落とせるのか?←すぐに楽をしたがるわたし。。
私のことだ、また絶対に焦がしてしまうだろう(自慢する事ではありませんね・・)と鍋の焦げの落とし方について調べてみました。
私と同じ経験をしてしまった人は参考にしてくださいね!
お鍋の焦げの落とし方は、ずばりコレ!
ずばり・・なんて書いてますが、焦げ落としの方法っていろいろあるんですね!
母から聞いた方法だったりと、おばあちゃんの知恵袋的な方法もいろいろあって、お鍋の焦げ落としに必死の主婦は昔も多かったわけですね・・ちょっと安心したり (≧∇≦)
まず、そのやり方を見て見ましょう。
天日干し
いきなり、お外で放置ww これでキレイに落とせるのが一番楽な気がします!
まず落とせる焦げを落として、お鍋全体をきれいに洗いましょう。
そして天気のいい日に丸1日天日干しをして、翌日は鍋に水を入れて焦げを湿らせます。
水を入れたままもう1日天日干しをして、また翌日にへらなどで軽くこすります。
酢
鍋に深さ1㎜ほど酢を入れて火にかけ鍋をまわします。
焦げのところからブクブク泡が立ってきたら1~2分そのままにして火を止めます。
鍋が冷めたらこすり落とします。
重曹
水1カップに対して重曹大さじ1の割合で鍋に水を入れ10分ほど沸騰させます。
その後スポンジなどで洗います。
鍋の材質によって落とし方は違うのか?
上記3つは有名なのではないでしょうか?
ですが鍋とひとことで言ってもいろんな材質の鍋がありますよね?
作る料理によって向き・不向きの材質があるように、鍋の焦げの落とし方にも材質によって向き・不向きがあるのです。
せっかくのお鍋を傷めてしまっては大変!
材質にあった方法もチェックしてみましょう。
【テフロン】
これは元々ツルッとした加工がしてあるので、比較的簡単に落とすことができます。
鍋に水を入れて2~3分沸騰させて火を止めます。
そのまま一晩置いてスポンジで軽くこすります。
【ステンレス】
カップ1の水に対して重曹大さじ1の割合で鍋に入れ、10分ほど沸騰させます。
お湯が冷めたらスポンジでこすります。
ステンレスだから錆びないと思って、金属タワシを使う人もいるのですが、「錆びない」のではなくて「錆びにくい」というだけなのでやさしく扱いましょう。
【アルミ】
焦げが浸るくらいまで水を入れて食器用洗剤と酢を少量加えて火にかけます。
沸騰させずに水が温まる程度になったら15分ほど置いてからお湯を捨てます。
洗ったりしないでそのままの状態で1日天日干しをします。
その後は古布などで軽くこすります。アルミは基本的に重曹や酢などのアルカリや酸に弱いので、酢に長く浸しすぎないようにしましょう。
金属タワシも錆び防止の皮膜がはがれてしまうので厳禁です。
【ホーロー】
重曹水(上記と同じ割合)を2~3分沸騰させ火を止めます。そのままゆっくりと冷ました後、木べらでやさしくこすり落としましょう。表面がガラスなので急冷・衝撃は厳禁です。
【鉄】
これは驚きの方法でした。
鍋を空焚きして更に焦がしてから冷まし、金属製のへらなどでこすります。
少しの焦げなら直接重曹をつけてタワシでこすり、洗い流しましょう。
【銅】
水のみを沸騰させ、焦げを充分ふやかしたらスポンジでこすり落とします。
黒ずみが残ってしまったらレモンの切れ端でこすればきれいになりますよ。
変色・変質の恐れがありますので重曹の使用は避けましょう。
【ガラス】
クリームクレンザーか卵の殻を細かく砕いたもの(薄皮付き)をスポンジでこすりましょう。
調理器具としても優秀で可愛い色合いも豊富なホーロー鍋。
デザインがすてきなホーロー鍋だとけっこう高価なので、焦げ落としは慎重に!!
焦げ落としで鍋が傷まないのか?
私がしてしまったように鍋の素材も考慮せずに、ただ単に力まかせにこするだけでは当然すぐに傷みます。最悪使用不可能に・・。
先に書いたように素材別の落とし方をするようにしましょう。
ですが、それも鍋の傷みを最小限にとどめるにすぎません。
焦がしてしまった時点で鍋は傷んでしまっているのですから(汗)。
さいごに・・
調べてみて再認識したのですが、焦がしてはいけないのですね!
えっ?当たり前?すいません(汗)。
小さな赤ちゃんのお世話をしながらの料理だったり、ついうっかりだったり、いろいろな理由があると思いますが最悪火事にもなりかねません。
鍋を火にかけたら目を離さず、そばにいましょう。私も絶対守ります!