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夕方の空の色を表現する言葉にはいろいあった!類語も探してみたよ

夕方の空の色

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きれいな夕焼け空のかっこいい言い方って知ってますか?

ちょっと前ならトワイライト? 今ではマジックアワー。
夜になる少し前の、あのキレイな色の空の呼び方って・・実はいろいろあります!

茜色やトキ色の空、、とか・・

うーん💦 いったい何がどう違うんだろうか。

夕暮れの空の色そのものを指していたり、時間帯を表現する言葉だったりするんです!
簡単にいうと「気象現象」と「時間帯」の違いです。

夕方には多くの類語もありましたので、そちらも見てみましょう!

この記事の目次

夕方の空の色を表現する言葉にはいろいあった!

ややこしいのは、気象現象と時間帯の表現がごっちゃになっていること💦
夕暮れ」は時間帯のことをさし、「夕焼け」は気象現象を表しています。

夕方の空

昼間の頭上に太陽がある時間帯には、空の色は青みがかって見えます。
でも、太陽が昇る頃や沈む頃の角度にある場合、空気中の大気の層の距離が長くなります。

低い位置の太陽は、大気中にある雲など水蒸気に反射して色の変化を見せてくれるんです。

青く広がった空に、黄色やオレンジ色、赤色、紫色など、が合わさった夕方の空はなんとも表現しがたい美しさがあります。

その時々で空の表情が変わりますね。

夕方の空の色を表す時に、日本独特の色で表現されることも多い気がします。

茜色(あかねいろ)の空・・茜色は暗めの濃い赤色。アカネ草の根っこの色素で染めた色合い。

トキ色の空・・淡い桃色の羽をした朱鷺(トキ)の色。空に羽ばたき美しい様子をいう。

瞑色(めいしょく)・・ほの暗い闇に近い色。赤みはあまりなく夜に近い色。

▼ 朱鷺(トキ)
トキ色

では、次にマジックアワーについて、見てみましょう。

マジックアワーは色ではなくて時間帯のこと!

マジックアワー

マジックアワーとは太陽が地平線や水平線に傾いた時間帯のことをいいます。

私は知りませんでした!
マジックアワーは、夕焼けの事を英語で言っているのかと思っていました💦

太陽が傾いている時間帯ということなので、夕方だけではなく日の出の時間帯もマジックアワーになります
これまた知らず、、夕方のことだけをいうのだと思っていましたよ。。。

マジックアワーには、日没前のオレンジ色に染まった空をゴールデンアワーと呼び、だんだんと太陽が沈み空の色がブルーが混ざった頃をブルーアワーといいます。

そして、このゴールデンアワーとブルーアワーをひっくるめてマジックアワーといいます。

時間帯の目安でいうと、

朝の場合は、日の出直後の30分~40分くらい。
夕方の場合は、日没前の30分~40分

くらいの時間帯にゴールデンアワーを見ることができます。

グラデーションが美しい朝焼けや夕焼け。ただただ眺めているだけで癒される風景ですね。

沖縄県では春ごろに「古宇利島マジックアワーRUN in 今帰仁村」というマラソン大会が、夕方のマジックアワーの頃に合わせて開催されます。

マラソンのスタート時間が、15時30分。キレイな夕空を見ながら走るなんて気持ちよさそうです!
2023年春のマジックアワーマラソン大会の中止が決まってしまいました!残念

参考
「夕方の時間」についてはこちらで詳しく紹介しています。
夕方って何時から何時まで?業種によって15時が微妙な位置に・・>>

台風時の空の色

台風の前後の空

台風の多い沖縄では、台風前後にピンク色や紫色の色に染まった空を見ることが多々あります。

空がピンク色に見えるのは、台風時には空気中の水蒸気が多い事が影響しているのだそう。

朝、昼、夕方、夜、と、それぞれの時に見られる空の色には、多くの言葉で表現されていますね。

色についても、同じ青でも数多くの色合いがあり深いな、と感じました😅

夕方以外の時間帯でも、色の表現がいろいろあります。
朝焼けの頃の気持ちのいい空の表現も美しいですね。

・曙色(あけぼのいろ)の空・・夜明け前の空。黄赤色の淡い色合い。朝焼けの色。

・暁紅(ぎょうこう)・・夜明け前の東の空が赤く染まること。冬の季語。

・紺碧(こんぺき)の空・・夏頃の濃い青色の空。紺碧の海としても使う。

夕方の類語がロマンチックで美しい!

夕暮れの空の色

調べてみると、聞いた事がなかった言葉もあり、思っていたよりも「夕方」のころ合いを表現する類語は多いです。

少しだけ書き出してみましたよ。

夕方の類語 言葉の意味など
日暮れ 日の暮れるころ。太陽が西に沈む頃。
夕暮れ 太陽が沈む頃。「日暮れ」より少々感情寄りな表現?
夕刻 夕暮れ時。
夕映え 夕焼け。夕日を受けて輝くこと。
夕景 夕方の景色。
暮相(くれあい) 夕方。夕暮れ時。
逢魔が時(おうまがとき) 夕暮れの薄暗くなる頃、魔物に遭遇する、災いに合う、と古くは言われていた。
彼は誰時(かわたれどき) 彼(人)が誰か判別できない薄暗さ時。
夕まぐれ 夕暮れ時。
暮れ紛れ 夕暮れの暗さに紛れること。
薄明(はくめい) マジックアワーのころ。
黄昏(たそがれ) 夕暮れの頃。比喩的に衰えてゆく様をいうことも。
トワイライト  日の出前、日没後の薄明り。
夕闇 夕方の暗さ。月明かりがない様子。

夕方だけじゃなく、朝も夜もですが、微妙な時間帯を表現する類義語の多さに驚きました。
日本語は奥が深いですね💦

移り変わる美しい空の表情と感情とが合わさって、言葉は広がっていくのですね。
つい目の前の忙しさに囚われてしまいがちですが、たまにはゆっくり夕方の美しい空を眺めるのもいいかも♪

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